studygiftについて思ったこと覚え書き
色々おもうところがあるので書いとく。
福岡県北九州市出身の僕と同い年(らしい)の坂口綾優という女子が金くれっていってる。
http://studygift.net
サイト自体l10n対応されてないから日本人を中心に訴えかけてるんだとおもうけど、これまた反響がすごいわけで。
批判されてる論点については多々あって、僕が見た範囲内で大きくまとめると、この2パターン。
- 乞食wwwみたいなものとか、なんでこいつだけに支援すんの?
- バイトしすぎて成績が落ちたことで奨学金打ち切られたっていうけど、こいつ旅行しまくったり雀荘いったり遊んで金つかいきっただけやん
前者に関してはまぁそう思いたいならそう思えばいいけど、
サービス自体はプラットフォームとして広く支援していきたいみたいだし、
この子「だけ」に支援するわけじゃないわけで、第1弾がこの子だったっだけでしょう。と。
実際サイト上で支援して欲しい人募集してるし。
後者でいえば、「おまwwそれソースは?www」って聞きたいけど、
FacebookとかInstagramに海外旅行してるっぽい写真がアップされまくってるから、
さすがにそこはちゃんと説明しなきゃいけないだろうなって思う。今後。
あと、ネット界隈で有名っぽい人がブログにこんなことを書いてた。
誰だって失敗はします。こういう理屈がまかり通るなら、「更正」という現象はあり得ないわけです。 しかも、文章を読むかぎり、坂口さんは別に遊びほうけて単位を落としたわけではありません。
言いたいことはわかるし、更生するべき人には更生してもらいたいけど、
だからこそ第1弾にこの人を採用するのは問題だったんじゃないの。
斬新すぎるサービスだということは色んな意見がでてきて当然だと思うのだけど。
ちなみにstudygiftに掲載されてる文章を読む限りの感想が「遊び呆けて単位を落としたわけではありません」なら、
それに対する「更生」という言葉のチョイスには違和感があって、
この子旅行しまくってる(っぽい)っていう知識が記事書くときに既にあったんじゃねーの。って思ってしまう。
この子と、この子に対して言われていることに僕が思うのはこんな感じ。
サービス自体については、
「学費と親への仕送りを稼ぐのはまだいい。ただ、本が買いたいんです」
っていう学生と出会ったことがきっかけで生まれたらしく、
ただ本が買いたいっていう切実な学生さんには、僕は買ってあげたいし応援したいなと思える。
本来は非常に応援したいコンセプトなんだけども、気になってしかたないのは以下2点。
- ぱっと見た限り現金支給っぽい
基本的に現金支給はよくないと思う。
ほんとにそのために使ったの?っていう無駄な疑惑がうまれるし。
本が買いたいなら図書カード、とか。
学費は代理で振り込むとかいろいろあるようなきがする。可能かどうかは調べてないけど。
- 学生の個人情報ゴリ押し
中途半端に顔がよかったりすると、斜に構えてる人たちの目には清らかっぽい援助交際っぽく写ってると思う。
優秀であるアピールに名前も性別も、ましてや顔写真なんて必要ないんじゃないかなーと。
がっつり作りこんだプレゼン資料と学校名、学年、年齢くらいの他は必要なんだろうか。
というわけで、納得出来ない点が多々あるものの、
本買ってあげたいなっていう気持ちがあるので、ここで終わらせちゃいけないなという気持ちのほうが強くなって課金done。
僕自身毎月奨学金返してるし結構鬱陶しいのは知ってるから、少しでも楽になればいいかなと。
そういえば本が買いたいだけなんですっていう子は一体どこに行ったんだろう。